どんな豆か
なた豆はマメ科の1年草に属します。また、別名、刀豆(とうず)、帯刀(たてわき)とも言われています。なた豆は、マメ科の1年草の中では、最大級の大きさを誇ります。大きい物では、何と丈だけで長さ5m以上、サヤだけでも50~60cm位までに成長するそうです。そんなサヤに入っている豆ですので、豆の大きさも3~5cm位ととても大きくなります。イメージとしては、そら豆の一回り位大きい豆くらいの大きさとなります。
最初に日本になた豆が来たのは江戸時代の初期と言われています。なた豆のサヤの形が刃物っぽいことから、「刀豆」と書いて「なたまめ」と呼ぶ様になったそうです。また、なた豆はとても強い豆です。グングンと成長していきますので縁起物の豆と言うなかで、商売繁盛として親しまれてきた豆でもあります。また、なた豆は次から次へと花が咲いていきますので、子孫繁栄と言う意味もあるようです。
また、これは雑学でもあり、根拠としては定かではありませんが、ある一説によるとイギリス民話の「ジャックと豆の木」に登場する豆の木が、なた豆がモデルになったという説もあるようです。きっと、勢いよく伸びていく姿がそう連想させたのかもしれませんね。英語でなた豆のことを「ジャック・ビーン」と言うそうですので、不思議な結び付きがあるように思えますね。
また、栽培においては春先に種を蒔き、夏になると花が咲きます。白やピンク色の可愛い花がたくさん咲いてくれますよ。そして、秋頃には実を付けます。元々亜熱帯アジア地域で栽培されていた事も有り、比較的温暖な地域で栽培しやすい植物です。